since2010.8.5
「どうして哲学を学ぶの?」
「哲学なんてやってどうするの?」
「将来の役にたたないよね」
大学で哲学(正確には美学)を学ぼうを決めたその瞬間から親戚、先生、友人あらゆる人からよく言われた、そして言われている言葉です。人の勝手でしょとは思いつつも私なりに考えはあります。
そもそも大学に行くに当たって就職を念頭に置かなくちゃならないなんていう決まりはないので質問自体が愚問だぞ? と思うわけです。
これは実際に大学に入学して気づいたことですが、なんとなく入学した人、都会に出たくて入学した人、就職に有利だから入学した人の多いこと多いこと。彼らが常々口にするのはいかに楽な授業を選択し、いかに上手く授業をサボり、そして余った時間でどれだけ多く遊ぶか、ということです。テスト前なると突然教室が混雑し、そして後の方の席が騒がしくなり、ノートのコピーを催促する輩が増えてくる。これも彼らが主な原因だろうと思います。こういう人たちは高校4年生気分なんだろうなぁ、と感じる日々。
何のために大学に行くかっていうのはまぁ実際には難しい問題で、特に現代は若者が夢を失いがちらしいので仕方のないことかもしれませんが、大概の人が親に大金払わせていながら授業をサボることばかり考えているのは残念だなぁ、と。第一高校の時点で興味を持てるものが一つもないってことはないと思うんです。いやこれも理想なんですけど、実際18年近く生きて何にも興味ないなんて悲しすぎると思いませんかね。
で、興味のあるものがあればそれについての大学に入る、と。ただし一方で自分の興味のあることを大学に入り深く勉強することで、一体将来何になるのか? という大学=就職予備校的なイメージによってこの興味関心は薄れ、濁り結局は興味のあることがない、ということもあり得そう。
私が一番残念に思うのはこの大学=就職予備校のイメージです。
実際学者にでもならない限り、人生でここまで好きなことに対して学び通せるっていう機会は大学が最後なんですよ、多分。そんな貴重な時間を就職という社会生活上ほぼ必然的に起こるイベントのために潰してしまうのは実にもったいない。実際削る必要性はあります。ただ近年は削りすぎでは、とも思います。
なりたくもない職業の資格を就職に有利そうという理由のために時間を削りに削り、大卒のレッテルのためにとりあえず授業にだけは出て寝る。嗚呼なんてもったいないことかー。と思うわけですよ。
哲学美学? えぇ就職では不利と言われてますよ。でも私はこれが学びたいことなんです。私には学者以外の夢がありますから社会にでなきゃいけないです。だから人生最後に自分のやりたい学問を夢中になって学ぶんです。
まぁ実際には私は就職を見据えての選択なんですけどね。私が哲学美学を学ぶのはwantであって同時にmustなんですよ。いつかドラマで「mustじゃないの、wantなの(キリッ」なんていうキャリアウーマンのセリフがありましたが、私にしてみればお笑い草なんだよ!
私みたいなケースは少ないと思いますけど、人生最後の学びが主役の場所だもの、wantで動いたっていいじゃぁないか。これが私の主張であります。
でも実はこうやって自身の一種快楽を追求した私が就活で上手くいかず、適当に大学に通いつつもしっかり資格をとってる人が就活で上手くいくっていうのはあるかもしれない、いやむしろそっちの方が多いかも? その時彼らは私を笑うでしょうけど、私も彼らを笑うのですよん。
きっと泣きながら(;ω;)<君たちは勉強という快楽を未経験なのさ~
あ、こんなこと書くと勘違いされそうですから一応断っておきますが、私とて二日酔いで授業に出れないこともあったし、授業中寝てしまうこともあります。別に友人の誘いを断り続け一人もくもくと机に向かっているわけでもないです。
なんたって青春を本当の意味で謳歌できるのもまた大学までですから、私はそれも無駄にはしないようにしたいのです。
欲張り? ここまで学問と青春は大学までだ、と言っておきながら私の座右の銘は「一生勉強一生青春」(みつお)ですから仕方ない。ただ本当に他の何にもとらわれずに勉強、青春に励めるのはきっと大学までだと思うのですよ。今しかできないことを!
ではでは、この辺で。
「哲学なんてやってどうするの?」
「将来の役にたたないよね」
大学で哲学(正確には美学)を学ぼうを決めたその瞬間から親戚、先生、友人あらゆる人からよく言われた、そして言われている言葉です。人の勝手でしょとは思いつつも私なりに考えはあります。
そもそも大学に行くに当たって就職を念頭に置かなくちゃならないなんていう決まりはないので質問自体が愚問だぞ? と思うわけです。
これは実際に大学に入学して気づいたことですが、なんとなく入学した人、都会に出たくて入学した人、就職に有利だから入学した人の多いこと多いこと。彼らが常々口にするのはいかに楽な授業を選択し、いかに上手く授業をサボり、そして余った時間でどれだけ多く遊ぶか、ということです。テスト前なると突然教室が混雑し、そして後の方の席が騒がしくなり、ノートのコピーを催促する輩が増えてくる。これも彼らが主な原因だろうと思います。こういう人たちは高校4年生気分なんだろうなぁ、と感じる日々。
何のために大学に行くかっていうのはまぁ実際には難しい問題で、特に現代は若者が夢を失いがちらしいので仕方のないことかもしれませんが、大概の人が親に大金払わせていながら授業をサボることばかり考えているのは残念だなぁ、と。第一高校の時点で興味を持てるものが一つもないってことはないと思うんです。いやこれも理想なんですけど、実際18年近く生きて何にも興味ないなんて悲しすぎると思いませんかね。
で、興味のあるものがあればそれについての大学に入る、と。ただし一方で自分の興味のあることを大学に入り深く勉強することで、一体将来何になるのか? という大学=就職予備校的なイメージによってこの興味関心は薄れ、濁り結局は興味のあることがない、ということもあり得そう。
私が一番残念に思うのはこの大学=就職予備校のイメージです。
実際学者にでもならない限り、人生でここまで好きなことに対して学び通せるっていう機会は大学が最後なんですよ、多分。そんな貴重な時間を就職という社会生活上ほぼ必然的に起こるイベントのために潰してしまうのは実にもったいない。実際削る必要性はあります。ただ近年は削りすぎでは、とも思います。
なりたくもない職業の資格を就職に有利そうという理由のために時間を削りに削り、大卒のレッテルのためにとりあえず授業にだけは出て寝る。嗚呼なんてもったいないことかー。と思うわけですよ。
哲学美学? えぇ就職では不利と言われてますよ。でも私はこれが学びたいことなんです。私には学者以外の夢がありますから社会にでなきゃいけないです。だから人生最後に自分のやりたい学問を夢中になって学ぶんです。
まぁ実際には私は就職を見据えての選択なんですけどね。私が哲学美学を学ぶのはwantであって同時にmustなんですよ。いつかドラマで「mustじゃないの、wantなの(キリッ」なんていうキャリアウーマンのセリフがありましたが、私にしてみればお笑い草なんだよ!
私みたいなケースは少ないと思いますけど、人生最後の学びが主役の場所だもの、wantで動いたっていいじゃぁないか。これが私の主張であります。
でも実はこうやって自身の一種快楽を追求した私が就活で上手くいかず、適当に大学に通いつつもしっかり資格をとってる人が就活で上手くいくっていうのはあるかもしれない、いやむしろそっちの方が多いかも? その時彼らは私を笑うでしょうけど、私も彼らを笑うのですよん。
きっと泣きながら(;ω;)<君たちは勉強という快楽を未経験なのさ~
あ、こんなこと書くと勘違いされそうですから一応断っておきますが、私とて二日酔いで授業に出れないこともあったし、授業中寝てしまうこともあります。別に友人の誘いを断り続け一人もくもくと机に向かっているわけでもないです。
なんたって青春を本当の意味で謳歌できるのもまた大学までですから、私はそれも無駄にはしないようにしたいのです。
欲張り? ここまで学問と青春は大学までだ、と言っておきながら私の座右の銘は「一生勉強一生青春」(みつお)ですから仕方ない。ただ本当に他の何にもとらわれずに勉強、青春に励めるのはきっと大学までだと思うのですよ。今しかできないことを!
ではでは、この辺で。
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