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今回は私がパリを歩きまわって感じたことをずらずら書いていきます。

治安
私の泊ったガリエニはパリの端っこのさらに外側であまり治安が良いとは言えず、ヤバい雰囲気が漂ってた。ただ、パリの中心街にいっても物乞いがいたり、美術館内ですらスリ注意の看板があったり、少し油断してると黒人が水売りつけてきたり、イスラムスカーフ巻いたおばさんが署名を求めてシャーペンで突っついてきたり、相変わらず治安は悪い。地下鉄もなかなか目つきの悪い人がたくさん乗っててそれなりに恐い。いつだったか、日本の治安が良いとか神話だ、ってのを見かけたが案外真実でもあると思う。単に自分の国だからってのもあるけど、それでも電車で寝れるのは普通に考えればとても安全だな、と。

パリの人
一番印象深いのは信号を全く守らないこと笑 どんな大通りでも車さえいなければ渡る、車も人がいなければ渡る。車もいないのに信号待ちする日本人はさぞかし不思議に見えただろうなぁ。ファッションはオシャレと言えばオシャレだが、どれも画一的。日本で言ういわゆるシックな人が多い。マダムって感じの女性は原色使った派手な服を着てて印象的。イスラーム信者の女性は素敵な柄の布で顔をまとっていて面白い。

気候
朝7時でようやく日が出て、落ちるのはなんと20時頃。暗くなるのが遅いおかげで、治安が悪くとも比較的長い時間外にいられる。朝夕はとても涼しく、長袖のシャツにパーカー着ててもちょっと寒い。昼間は日差しが暑いけど日本に比べればぬるい。私は最終日以外雨に降られることもなく、雨は少ないのかな? という印象。

街並み
中心街は普通思い描くような石造りの建物が並ぶ、ノスタルジックなもの。とにかく高さはなくともサイズがでかい。なので町に広がる道の網の目はとても荒い。道路は石畳だったり、コンクリだったりまちまち。道路全てに名前があるため、初めてでも地図さえあればまず迷わない。古い町並みは最初は新鮮だけど、以外とすぐ飽きる。シャンゼリゼ通りは一回部分だけ新宿みたいで面白かった。建物のサイズと供に、道もとにかくでかいので、人が多くても込み合ってる感はあまりしない。郊外に出るほど日本で見るような四角い近代的な建物が増える。中心街はカフェが異常にたくさんあり、人々は店の外の席でコーヒー飲んだり、酒飲んだりしてる。時間を問わず人がなんか飲んでる。

エロ
日本の街並みとパリとの最大の違いはエロ要素だと個人的に思う。パリだとモンマルトルなど歓楽街ですら、いかがわしい店の姿はほとんどみられない。置いてある雑誌にもそれらしい物は一切なく、広告もない。ランジェリーショップがやたら沢山ある以外、エロいものはほとんどない。ただで配ってる新聞にもそういった広告はなかった。センター街に“総合案内所”があり、電車の中吊りにグラビアが写ってる日本とは雲泥の差。

トイレ
これは覚悟してたけど、空港でもルーヴルでも便器は日本でいう汚い飲み屋レベル。トイレ全体のデザインは日本よりかっこいい時もある。便座が温かいものも、ウォシュレットがあるものも私は遭遇しなかった。トイレットペーパーは何故かどこでもダブルなのは嬉しい。あと、私は入らなかったけど公衆便所が街中にちょくちょくあり、看板で「トイレまで50m」みたいに示してあることもある。

観光客
そこらじゅうに地図を広げた観光客がいる。ざっと見て、パリ出身ではないフランス人の観光客が多い模様。他スペイン、アメリカ、中国、日本などなど。私は「コンニチワ」「オゲンキ?」「アリガト」など言われたので日本人だと認識されていたみたい。一度だけ「アニョハセヨ」と言われた。

スーパー
規模が半端なくでかい。500mlペットボトルなんてものはなく、最低でもリットル買い。ワインコーナーとチーズはやたら充実してる。フランス人は自由なのか、箱の空いた商品や、飲みかけの飲料などが商品棚にちらほら。ヨーグルトはひっくり返り、卵は割れてたり、店内に鳩がいたり、日本ではあり得ない光景が広がる。都心のスーパーですらつぶれたブドウが売ってたり、結構自由。店員は大体無愛想。たまにニコニコしてる人もいる。

お金
だいたいどこでもクレジットが使えるので便利。ただしカード会社選ばないと観光客は困る(私はカードがJBCだったので使えるところがほとんどなくとても不便でした)。ユーロは同じ2ユーロ硬貨でも柄が違ったりする(国によって違うのか)。チップは一応払っていましたが、あんないい加減な接客態度でチップ要求するなんて傲慢だな、と思う。日本ならとっくに首切られてるレベルの人もちらほら。

自然
建物がありえないくらいぎゅうぎゅうに建ってるので思いのほか自然は少ない、並木がある大通りは沢山あるけど。ただしたまーに広場や公園(Place)があってそこは気があって落ち着く。セーヌ川沿いもまぁまぁ緑がある。

美術館
ルーヴル、国立近代はなんと写真撮影OK。もっとも写真不可の場所でカシャカシャシャッター音鳴らしてる観光客が大量にいますが…。あと、絵の隣でそれを模写してる人がいるのは、日本ではなかなか見られないかな、と思う。ミロのヴィーナスやモナ・リザなどの周りは流石に日本で見られるような混み具合だけど、基本的には落ち着いて見れる。印象的だったのは、モナ・リザの目の前までカメラを向けながら近づき写真を撮って戻る人の多さ。つまり彼らは肉眼ではモナ・リザをみていないわけです。解説は国立近代以外基本的にはフランス語しかなく辛い。

カップル
街中どこでも、日本なんて目じゃないくらいのカップル率の高さ。男二人で歩いてる私たちが浮くぐらいカップルしかない。一人で行動してる人などいないレベル。日本人は群れるというけど、彼らは二人組じゃないと死ぬの?ってくらい二人でいたがるみたい。あと目のやり場に困るくらい平気でいちゃつくので、近くにいると気まずい。

食事
スーパーで売ってる既製品は基本的に美味しくない。お菓子も大体不味い。レストランはどこも値段は一緒なんだけど、質はピンキリ。大体昼飯食うと13~20€くらい(日本円で1300~2000円)。こんな安くていいの? って時もあるし、ぼったくりかふざけんな! って時もある。ただ、値段に関わらず量は多い。高級料理店は行ってないですが、日本のあのチンマリした料理はなんなんだろうってくらい量が多い。あと料理頼むと絶対フランスパンが付いてくる。店員が「どうでしたか?」みたいなことを聞いてくる。酒飲みとしては朝、昼も当然のようにワインが出るのは素晴らしいと思った。食後にコーヒーを飲むか絶対聞かれる。

日本
フランスで見かける日本のものはやはりオタク文化が最も多い。テレビでドラゴンボール見たし、ポケモンカードのCMも見た。スーパーにはMANGAコーナーがあり子供が座り込んで読んでたりする。ゲームの広告もいろんなところで見かけた。また9月15日16日になにかアニメのイベントがあるらしく、それの告知広告はメトロに貼りまくってあった。SUSHIもよく目にするワードでレストランのみならずスーパーにも寿司コーナー(売ってるのは生魚の切り身)があった。ファッションに目を向けても日本人デザイナーのてがけるブランドはデパートに大体入ってる。本屋には浮世絵の凄まじいページ数の本が平積みしてあった。漢字の刺青やTシャツ着てる人も少なからず見かけた。一番驚いたのは新聞にSUDOKUが載ってたことかな。ニュース番組では日本はほとんど見ませんでした…。

ざっとこんな感じでしょうか。質問あれば答えますし、私も思いついたら随時書き足していきます。長い文章を読んでくださってありがとうございます。
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